エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

先週の金曜日、信州の山奥から東京へ行ってきた。

 当日はカンカン照りでもなかったけど、やっぱり東京は暑い!というより、風が無くじっとりと蒸し暑いのは信州人は耐えがたい!家を出る時は肌寒く、初夏に着る麻のジャケットを着て行ったら、日中は半そで1枚でも汗が出る状態だった。

かっては東京在住だったので分っていた筈なのに、昔よりいっそう暑くなったのか、信州のカラッとした冷涼な気候に慣れてしまったのか、高速バスで片道3時間半程度の距離なのに、地上だけでなく、地下にも上空にも道路や建造物が犇めく大都市の熱波は凄いもんだな!と、あらためて痛感させられた…。

当地の住まいの周辺は、渓流の流れる音や小鳥の鳴き声、木の実の落ちる音など自然音しか聞こえない静かな環境は、年を重ねてくると精神が癒され、有難いと心から思うようになる。 
自然素材で家を新築したため快適で、真夏でも全て窓を開け放せば涼しい森の風が入ってくるのでクーラーは必要ない。

こういう貴重な住環境は大切に守り抜かなければならないとつくづく思う。一旦破壊してしまったら二度と元には戻らない!大企業と政治家のエゴイズムでどこでも構わず破壊する事は、本来許されるべきではない!