エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

【相撲協会 差別はしていない 女人禁制問題報告】

 【相撲協会 差別はしていない 女人禁制問題報告】(日刊スポーツ)両国国技館相撲協会が理事会開催。
 ――いつもながら、日本相撲協会の非常識ぶりに唖然とする!「女人禁制は女性を差別しているわけではない」という、理事会における『芝田山広報部長』の弁明は全く説明になっていない。

 それが真実ならば、表彰式で男性の市長なら土俵に上がれて、女性市長は上がれないのはなぜか?このこと自体を差別とは考えないのか。この女性差別の習慣を頑なに守ろうとするあまり、緊急の場で女性の救命士を土俵から追い出そうとしたため、日本中から抗議され、世界中からも批判された!

 日本相撲協会理事会の判断力の乏しさ、融通性が無いなどの批判では収まり切れない、場合によっては『相撲協会を閉鎖せざるを得ない』状況も考えられたのに、勇敢な女性救命士の機敏な応対で大事には至らなかった。八角理事長はじめ理事全員がこの女性たちに深く感謝すべきではないのか!

 理事会役員の全面的な改選なくして問題解決は困難と思われる。国民へのアンケートを取るのはアンケートへの責任転嫁擦もあり得る。理事会には各理事の上下関係や利害関係など国民には窺い知れない思惑が蠢いているようだ。理事会を解散してそこから全ての親方を対象に新体制を組むべきだ!

 【公益財団法人】である以上、弁護士及びガバナンスの専門家である法律家を複数理事会に参加してもらい、また、一般国民の入場料を受けて運営している以上、一般国民からも理事会の度に傍聴者を複数参加させるべき!発言はできなくとも、国民の代表として傍聴者が存在するか否かは重要な問題だと思う!

 日本相撲協会は過去において様々な事件を発生させてきた。そのことに対する共通認識と深い反省が全くされていないから何度でも事件が発生する。現在でも公益財団法人とは名ばかりの、とんでもない事件が次々発生している。昨年発生した貴ノ岩関の受けた暴行被害事件(※)は全く解決されていない。

(※)昨年起った貴乃花部屋の『貴ノ岩関暴行被害事件』も全く解決などしていない。白鳳が事件の首謀者であることはモンゴル在住の実父でさえ瞬時に見抜いて、「日本への帰化申請は撤回しろ!」と激怒して亡くなったという。然し白鳳は先頃実父が亡くなったのを良い事に、即刻、日本に帰化しようとしている。

 本来、暴力を振るわせた張本人・白鳳が、実際に暴力を振るった日馬富士と一緒に謝罪し、被害者への損害賠償を即刻済ませた上でモンゴルへ同時に帰国すべきだったのに、何食わぬ顔をして日本に居座り、「鶴竜とダブル帰化」などとマスコミに騒がれているのはどういうことか!?日本の相撲ファンとしては絶対に許せない!

 この事は偏に理事会の判断と思惑が事件を矮小化し、うやむやにして真犯人を特定せず、「カネと八百長問題」に著しく影響があると思われる白鳳を、理事会が辞めさせたくないからだと国民は推察している。

 理事会を改革しなければ今後も事件が後を絶たない事は十分推察される。