エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

長野県知事選の選挙結果

 

長野県知事選の選挙結果 2018.8.5

 

長野県の人口は、H30年7月1日現在の人口、2,065,369人

長野県知事選 投票者数、 746,295人

投票しなかった数 1,319,074人

投票数の内訳、現職の阿部守一氏が、 635,365人 

     対立候補の金井 忠一氏が 110,930人 

 

前回(2014年)の知事選挙では「過去最低の投票率」と公表されたが、今回の選挙はさらに0.28ポイント下がって、長野県知事選挙始まって以来の最低の投票率と公表された。

今回の県知事選挙は異例中の異例、国会においては舌鋒鋭く闘っている与野党代表が、何故かこぞって阿部守一氏を応援したのだ!この異例が逆に裏目に出たのではないのか…。

 

一夜明けて阿部守一氏は記者団に囲まれ、前回に続き再び【過去最低の投票率】となった新聞の速報を指して、「この結果をどう思うか?」と聞かれ、勝利して浮かれていた表情がさすがに翳り、「一人でも多くの人に投票所に行って貰いたかった」と、まるで中学生のような答え方をした。これには県民の誰もが驚いたと思う!

 

長野県民の約3分の2近い県民が今回の選挙を無視した状況であり、安倍晋三首相、山口那津男公明党代表枝野幸男立憲民主党代表、玉木雄一郎国民民主党代表、又市征治社民党代表がこぞって阿部守一氏を支持したのに、なんと3分の一程度の投票率に終わってしまったのだ!

 

 阿部氏はそのあと記者団に補足説明していたが、聞いている県民には一様に空しく聞こえたと思う。県民の声を一言で表すなら、「天皇陛下にはなるな!」だ。既にその兆しが見えている。県民が必要なのは「私がこれから頑張る!」ではなく、「県民の声に耳を傾ける」であって、「県民が自由にモノ言える県政つくり」こそが望まれている!