■
元貴ノ岩関ファンの憤り！
８月下旬から体調を崩して、ずっと病院通いをしている間に、相撲協会では激変が起こっていた！信じ難い！
ーーそれに関して12月10日付、RIZIN榊原信行実行委員長の痛快なニュースが目に止まった。以下、ご照会。
貴ノ岩ＲＩＺＩＮ参戦ない「上は全部首に」暴行問題
[2018年12月10日17時57分] 日刊スポーツ
RIZIN榊原信行実行委員長（18年11月17日撮影）
総合格闘技のRIZIN榊原信行実行委員長（54）が10日、大相撲の元幕内貴ノ岩（28＝モンゴル）の暴行問題について、日本相撲協会を痛烈に批判した。
大相撲から引退した貴ノ岩の今後の去就について、総合やプロレスなど格闘技界入りもうわさされるが「スキャンダルがあったことで、うちが受け皿と思われるのは残念。 ものが言えない。あれが、ちゃんとした（競技）団体と言えるのか。上の人は全部首にして組織を一新するべき」とまくしたてた。
RIZINでは、無免許運転で引退勧告を受け角界を去った大砂嵐の参戦を認め、9月30日のRIZIN13大会でデビューさせた。しかし、その後、またも無免許運転の疑いが発覚し、10月26日に契約解除していた。榊原氏は「大砂嵐も手を差し伸べたが、あんなことになった。これを見て、ハイ、貴ノ岩というように触手は伸びない。
「あれが、ちゃんとした（競技）団体と言えるのか。上の人は全部首にして組織を一新するべき」「相撲界の中のうみは、相撲界の中で解決してほしい」と手厳しかった。
――「至極 当然！ 全く、その通り！」
元貴ノ岩関は何も悪くない！悪いのは全て‶上の人″たち。彼は今まで十分に苦しんできた！日馬富士暴行事件についても、未だ何ら解決していない。真実が隠蔽されたまま！この件については相撲協会、モンゴル勢の凄まじい抵抗という、場合によっては命さえ狙われかねない問題なのに、いま、支える人物が誰もいない！
しかしこともあろうに、自分の部屋の後輩に手を上げるとは、貴ノ岩ファンは誰一人想像さえできなかったと思う。さらに、彼をそこまで追い詰めた環境の大激変を受入れることもできなかったのではないのか…。
ある日、突然、親方から「貴乃花部屋は消滅するので、これからお前たちは千賀ノ浦部屋の子となる」。当日の朝、急に云われても誰が納得できるのか？しかも両親のいない貴ノ岩関にとって、入門以来ずっと父と信じ、母と慕ってきた事実上の両親は、いま、離婚して離ればなれになってしまった。
それだけでも貴ノ岩にとっては大ショックであり、心が荒んでしまう想いだったと思う。日馬富士暴行事件で心身共に傷ついて帰宅した時も、涙を流して迎え入れ、景子夫人に抱えられたことが、貴ノ岩関にとってどれ程心強かったか！しかし、その母と慕った景子夫人も遠くへ去ってしまった。
今後は千賀の浦部屋の女将さんを敬えとわれても、２８歳の貴ノ岩関にとってそう簡単に気持ちの切替えができなかったと思われる。しかもこの環境の激変は、父親代わりだった親方から突然、強制的に押し付けられたものだ。親方は、悪質極まりない相撲協会と闘う事を止め、あっさり部屋を消滅させる方を選んだ。
貴ノ岩関にとっては入門以来、モンゴル力士とは一切の交際を絶てと親方から厳しく制限され、自身もその教えを信じて従ってきたため、モンゴル互助会を通じて故郷の相撲ファンを敵に回す結果となった。
しかも自身のみならず、故郷の家族までが徹底的に攻撃されるという耐え難い状況を理解できる人は、いま、誰も居なくなった。
親方は悪質極まりない理事らを告発したが、折角内務省の担当者が前向きに検討しようとした矢先、突然、告発を取り下げ、世間を驚かせた。ここで味をしめた悪質な理事らはどんどん親方への攻撃を仕掛けるようになったのではないか。そしてある日突然、親方自身が完全に白旗を掲げ、部屋をたたんだ。
２８歳の貴ノ岩にとって、突然、これから千賀の浦部屋の子になれと言われても、そう簡単には馴染めないのではないか？迎え入れた方もやりにくかったのか？年下の付け人までもが貴ノ岩関を侮るような素振りを見せたら、つい、手を上げたとしても２人の親方は怒れない！その原因を作ったのは二人の親方だから。
馴染みのある親方同士で、勝手に決めた移籍であり、弟子たちには事前に全く相談も知らせも無かったようだ。驚き、うろたえ、ある程度の分別が出てき２８歳の貴ノ岩関が簡単に受け入れられないのは当然だ！人は動かせても人の心までは動かせない！二人の親方に貴ノ岩関を説教する資格などない！
ずっと貴親方を支持してきたけれども、もう、止めた！やることなす事が唐突で独善的過ぎる。自身の反省もなく、モンゴル勢との軋轢の中で散々苦しんできた貴ノ岩関を批判するなどもっての外！もっと早くから大勢の貴ファンを味方に付け、なぜ改革を訴えなかったのか？応援する人は幾らでもいた筈！
