《一枚の紙より軽い、国会での首相答弁》
2019.1.2.2(土)
《一枚の紙より軽い、国会での首相答弁》
第195回通常国会「公益財団法人日本相撲協会への政府の評価に関する質問主意書」という、提出者 衆議院議員 逢坂誠二氏の質問に対して、安倍総理は以下のように回答しています。
1 ①「政府としては、まずは、協会が自ら、事実を解明し社会に対して当該事実を説明する責任を果たすこと、(やってません!)
② 暴力の再発防止のために指導を徹底し継続的な取組をすること、(やってません!)
③ 協会の運営について検証すること等が必要であると考えており、既に、スポーツ庁から協会に対して、その旨を伝えるとともに同庁へ報告するよう求めているところであり…」
(ぜ~んぜん、スポーツ庁長官には伝わってない!或いは、相撲協会で無視されたのか?)
2 ④」「その上で、政府としては、協会からの今後の報告等を踏まえ、
(報告書は総理の手元に届いたの?だとしたらその旨を国民に告知し、その内容をきちんと公開されるべきです!)
⑤」必要に応じて、公益財団法人である協会の事業の適正な運営の確保等の観点から、本件について適切に検討し、対応してまいりたい。」と回答している。
では、「必要に応じて」という回答は、「以降の公益財団法人である協会の事業の適正な運営の確保等の観点から、本件について適切に検討し、対応してまいりたい」という事は全くなされている状況ではないので、安倍総理が「必要とは認めなかったのか?
それとも?「スポーツ庁長官が認めなかったのか?」「或いは「相撲協会自体が必要としなかったのか?」
いずれにしても、第195回通常国会における安倍総理の、一見、模範解答とも受け取れる答弁は、実際、全く反映されず、なんら実行されていないのです!
協会がやった事といえば、いつものように、ただ、力士を一堂に集めて「暴力はダメ!」というキャンペーンで終わっただけ!
結果的に国会で安倍総理が、早口でペラペラ、ペラペラ回答しても何の影響もなされていないのであれば、一枚の白紙回答と同じくらい軽いものではないのか?がっかりですね!