エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

洸風荘の騒音公害日記  

                                               

 ――11月1日午前中は、家の中はそれ程目立つような騒音は発生していなかった。然し戸外では、「ウヮン・ウヮン・ウヮン、ドドドドドド」というはっきりした騒音が家の周囲で発生していた。騒音の内容から言ってどうしてもリニアのトンネル掘削工事現場で発生する騒音としか思えない。このような工事音は普通、静かな山村の中で発生する音ではないからだ。その騒音はお昼近くまで続いた。

 

 今日、午後2時から中部電力の担当者、保坂氏他2名、役場総務課の北島職員と計4名で、今日から始まる建物内外の騒音検査が始まった。と言っても、家の中の検査は今日だけで終了らしい。

 

 洸風荘における10月24日の騒音会議以来、今までの耐え難いような騒音は無くなり、春ごろから続いている低音の「ウ~ウ~ウ~ウ~」という単調な低い音しか発生していないし、最も音の低い時に役場立ち合いの上で企業側の検査をやっても、決定的な資料など作成できる訳ないとは思っても、やはり一度はこういう検査をしておかないと、いつまでも口頭での苦情だけでは解決に程遠いと思ったので、敢えて「計測機械が揃っている時に実施して欲しい」と昨日、電話で保坂氏に依頼した。

 

 建物内外の検査が終わって、11月1日の午後8時過ぎ位から家の中で、「ドドドドドドドド」というかなり気になる騒音に替わり、やはり、日中とは明らかに異なる威圧的な騒音に変化した!検査終了後、誰も居なくなってからの騒音なので、いつものように、どこかで誰かがコントロールしているとしか思えない!

 

――11月2日は、午後から「ウ~ウ~ウ~ウ~」という、春ごろから続いているいつもの低周波音のみだったが、夜になると低めのドドドドドドドドという威圧感のある音に変化した。眠れない程ではなかったから助かった!

―― 11月3日、夜8時過ぎに外出から帰宅、遅めの夕食を終えた頃から、キッチンの換気扇の真横(タイル貼りの壁面周辺)から、ゴゴゴゴゴゴゴゴという威圧的な騒音が響き始めた。これが気になると、イライラして本当に腹立たしい!また、役場に電話を掛けようか、どうしようかと思ったが、どうせ宿直の職員ひとりにガンガン文句を言ってもどうにもならいので、悔しいけど止めた!しかし、心底腹立たしい!

 心配していた通り、日祝3連休の夜に限ってこういう災難が降り掛る!これは明らかに意図的に仕組まれた騒音であって、偶然では有り得ない!こんな事は以前は全く、一度も無かったのだから…。

 

――11月4日、前日3日の夜から続いている騒音はどんどん威力を増し、夜中から一晩中、「グォン・グォン・グォン・グォン」と、今までにない威力を増して鳴り響く!        

 然し不思議な事に、今までの家の中(特に天井から降ってくる音)ではなく、24日の騒音会議以降の騒音は、はっきりと戸外(と言っても建物の外側)から発信されているような騒音に変わった!

 近くに電柱があるのだから、電柱から、或いは電柱から拙宅に複数の電線で繋がれているコードから発信されている音かさっぱり分からないけれども、明らかに、電線を通じて騒音が発信されているとしか思えない。

 

 この音は夜間、戸外の空気を震わし、建物自体を騒音で包み込むような音なので、今までにも増して耐え難い騒音にとって替わった!もう、本当に許し難い!

 到底眠れる訳がない!昨夜から朝まで一晩中、この「グォン・グォン・グォン・グォン」という威圧的な騒音に苦しめられている!

 日中は夜間より僅かに音が小さくなったけれども、今朝から「ゴゴゴゴゴゴゴゴ」という威圧感の在る騒音に悩まされている!

 

 11月2日の計測器(?)取付工事と称して、中電は一体、何を目的に何をして行ったのか?聞こうにも3連休なのだから、電話を掛ける事すらできない!役場・中電・飯田ケーブルTVが結託し、当方に対する嫌がらせしか思えない。

      

 そうでないと言うなら、夏ごろから騒音問題で連日役場に苦情を訴えているのに、村長以下、役場職員は具体的な調査も実施せず、騒音に対して全く自発的な解明も防止対策も何も実行してしないのは何故なのか?行政としての役割放棄ではないのか?というより、村長を筆頭に積極的に騒音攻撃を仕掛けて追い出そうとしているとしか思えない。実際に折角移住しても、家族で出て行った人は数限りない!

 

 今日は一日中、昨晩からの「ドドドドドドドド」という騒音がずっと切れ目なく続いている!これを読まれた騒音被害の体験者及び、騒音公害の専門家などのご感想を頂ければ有難いです!