エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

日本人のプラスチック一人当たり廃棄量は、アメリカについで世界第二位なんだって!?

6月5日NHK7時夕のニュース「深刻化するプラスチックごみ汚染」!タイ南部の海岸に、先月28日、オスのクジラ1頭が衰弱した状態で打ち上げられ、死んだクジラの胃の中から、解剖の結果80枚余りのプラスチック製の袋が見つかり、重さにしておよそ8キロのプラスチックごみが見つかったという!

 

「深刻化する海洋汚染の現状が改めて浮き彫りになっている」というショッキングなニュース!なんと、日本人の一人当たり廃棄量は、アメリカについで世界第二位なんだって!?オリンピックを目前にして、こんな不名誉な発表をされたのでは恥ずかしいんじゃない?

 

安倍総理も最近、随分くたびれた顔してるけど、これは早急になんとかしなくちゃ!』

四方を海に囲まれた日本国民は、“おさしみ”が大好き!お魚が大好きな国民なのだ!最も海洋汚染に敏感でなければいけない国民の筈なのに、これじゃ余りにもひど過ぎる!

 

では、なぜ、プラスチック袋が廃棄量世界大二位と言われるほど捨てられるのか?「大型スーパーで買い物して持ち帰ったものは、ペットボトルはラベルを剥がして指定袋に入れて出す」「食品用の容器も洗って乾燥、指定袋に入れて出す」「自治体が回収する」という仕組みになっている。

 

そうすると廃棄量世界第二位と言われるほど膨大なプラスチック袋を日本人が捨てる場合、または日本在住の外国人もどこでどんな風に捨てているのか?国民のプラスチック製品に対する扱い方を厳密に調査すべきでは?その事によってプラスチック製品の動きが見えてくるかも!見えない部分が問題?

 

スーパーやコンビニでくれる通称レジ袋は、殆どがポリオレフィン製なのだそうだ。

「ポリオレフィンはプラスチック樹脂の一種でもあり、オレフィン系炭化水素を原料とするプラスチック樹脂はまとめてこの名称で呼ばれることがある」そうです。

 

☆まず、自分自身の反省すべき点を徹底調査!わが家では現在、有機栽培で水田を作り、畑を作り、自然卵養鶏で卵も自給しているので、以前から比べれば廃棄物はかなり減っている。それでも月に2~3回は車で街に買い物に行く。なるべく箱を持参するか、スーパーの空き箱を利用させてもらう。

 

☆問題は、用事で出かけた帰りにちょっと冷たいもの等が欲しくなり、コンビニで買い物をした際、殆ど抵抗なく白いポリ袋で受け取ってくる。コンビニってとっても便利!でも、

「あ~、またやっちゃった!」と反省。コンビニの店員はサービスでやっているのであって、無意識に受け取る自分が悪い!

☆そういうことが無いよう、車の中に自分用の買い物袋や箱を用意しているのに、情けないことに車から降りる時、下すのを忘れてしまうのだ!哀しいかな人間とは忘れる動物なのだから、如何にしてそれを防ぐかを研究してみた。

 

☆いま、スーパーでは“おさしみ”でも運べる冷蔵用のバッグが販売されている。これは便利!コンビニで冷たいものを買った時、これで持ち運べる。忘れないようにクルクル丸めて輪ゴムで止め、バッグに差し込むとか、バッグの口に重ねて置くとか、なるべくお財布に近い位置に置く。

 

☆また、大きめの袋を折り目に沿ってたたんでいくと、最後は小さいポケットティッシュのような形になる買い物袋も販売されている。こういう優れものを、大型スーパーでは目につくように、レジに近い処で販売してくれると有難い!高いものではないから、誰でも買える。

 

☆コンビニでもお客が商品を運んできた時、ちょっと一言、「入れ物はお持ちですか?」とレジ打ちする前にお声がけしてくれると有難いな!言い訳だけど、考えごとしていたり、急いでる時はつい、忘れてしまうものなんだよね!

 

☆買い物する際、「入れ物を持ってないのが当たり前」から、『持ってることを思い出させてくれる販売方法』に切り替えるだけで、ポケティシュ型の入れものを積極的に販売してもらうだけで、プラスチック廃棄物量が世界第二位という不名誉な日本を少しは切り替えることも可能ではないのか?

 

今日はこれまで!まだまだ良い方法があるかもネ…。それと膨大な廃棄量はどこでどうつくられているのか?その謎を解く事と対応策が先決かも!そうでない、折角日本に来てくれた諸外国の観光客は日本でお刺身や寿司など食べなくなるかも!