エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

<リニア工事現場の騒音ミステリー>

 

<リニア工事現場の騒音ミステリー>当村のリニア巨大トンネル掘削現場から発生する耐え難い爆音について、グヮン・グヮン・グヮン、ゴーゴーゴーゴー、ドドドドドドッとその時によっても聞こえ方が違うけど、頭から圧し掛かるような騒音なので、耳栓も布団を被っても効果なし!

 

そこで9月23日の夜、村長宅へ押し掛け、「とても安心して日常生活が送れない!夜も安眠できない!」という理由で、「これ以上当地での暮らしは無理なので、当方の住宅を村長の暮らす静かな地区へ、至急、移動させて欲しい」と訴えた!

 

住宅の移動が無理なら、取合えずそこそこの空き家を照会して欲しいと付け加えた。その件に対する回答は未だ無回答!しかし、驚いたことに翌日から2日間、全く工事の騒音が消えた!久しぶりに静かな風の音・沢の音など、いつもの穏やかな暮らしに戻った!

 

ところが3日目の午後から再びゴーゴーゴーゴー!ドドドドドド!という騒音が始まった。村長、リニア担当者とガンガン交渉が再開した!こういう事態が想定されたからこそ反対し続けてきたが、特別な住民は金銭での決着や特別な対応で片を付け、村は強引に見切り発車をしてしまった!

 

出て行ける人は殆ど出て行き、後は何も言えない住民がじっと耐えている様子。然し南アルプス山麓のこの村は、静かで澄んだ空気と豊富な天然水が魅力と伝え聞き、有機農業には最適と判断して移住した。ところが!反対を全く無視して賛否も取らず、村長は強引にリニアを誘致した!

 

何百万年も前に形成され、今に残る貴重な南アルプスと周辺環境を、ガンガン破壊しまくっている!超電導リニアという莫大な費用と膨大な電力を必要とし、地球温暖化に拍車をかける破壊マシーンのようなリニアを、本当にこのまま黙って受け入れてもいいのか?

 

しかし、国民にとってリニアが全線開通するのは18年後!その時、安倍首相は何歳なのか?共にリニアを強行する一都6県の知事は、18年後は何歳か?各市町村長は何歳?仮に超電導特有のクエンチの発生(※)等が原因で大事故が発生した場合、高齢の元責任者がどうやって責任を執るのか?

 

安倍首相始め、一都6県の知事及び各市町村長の年齢を敢えて伺うのは、日本が地震大国である事は子供でも知っている!最も不安定な国土で絶対に狂いが生じてはいけない特殊列車の大事故が発生すれば凄惨な現場となり果てる!その場合責任を執れる年齢なのかと聞いておきたい!

 

(※1)超電導リニアのクエンチの発生とは、「何らかの原因により突然超電導が切れる」という現象。それなら超電導リニアとは初めから瑕疵ある事業計画であり、対策としては超電導が切れた場合、瞬時に常電動に切り替わるのだという。では何らかの原因とは何なのか?そこが問題!

 

(※2)仮に地震発生などで超電導リニアが突然切れた場合、即、常電動に切り替わらず、そのまま突っ走ったらどうなるのか?およそ凄惨な事故現場に陥る事もゼロとは言えないのではないか?このまま瑕疵ある事業計画を強行すべきでなない!問題をクリアしてから実行するのが当然だ!