エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

(2)長野知事選 候補者に聞く

(2)長野県知事選  候補者に聞く!


(2)長野県知事選  候補者に聞く!「イブニング信州」8.3(金)6:10~
「阿部候補が選挙戦で最も訴えたいこと!」(一日遅れになっていますが、今回はやっと言葉が聞き取れるようになったけれども、言葉尻を飲み込む癖があるので、聞き間違いがあるかも…。)

パネルを見ながら、「創造的」「持続可能」「共生社会」、このように3つありますけれども、一つはやはり、時代は大きく変化していく中で、常に新しい未来をしっかり切り開いていかなければならない!未来を先取りして県民の皆様の希望を持てる社会というのが創造的というキーワードです。

そして「持続可能性」、これは人口減少、高齢化が進む中で、例えば地域の交通であったり、医療や介護であったり、こうしたものの持続可能性に対する不安や懸念というものをお持ちの方々が大勢いらっしゃるというふうに思います。県としては広域的な機関(?)で、こうした地域の生活にとって不可欠なサービスの持続可能性をしっかりと追及しいきたいというふうに思います。

加えて格差や貧困ということが言われている中で、長野県、私は信州は人を大切にして、そして、誰一人取り残さない!そうした社会でありたいというふうに強く願っています。県民の皆様方が相好に支え合い、助け合い、そういった共生社会をこの長野県においてしっかりと作っていきたい。

――どこかのセミナーに参加して講師の話を聞いてるような?なるほど!と共感できる部分は残念ながら全くなかった。それより強く印象に残った言葉は「誰一人取り残さない!そうした社会でありたいというふうに強く願っています」この言葉は県民にとって必要不可欠!即刻、実行して頂きたい!

当村においては必要性も成功できるか否かも全く未知数、しかも莫大な経費と膨大な維持費、極めて安全性に問題のある南アルプスを貫通するリニア工事を既に着工している!「一人も取り残さない」という言葉が真実なら、「極力、地域住民に掛かる負担を軽減する」位の事は約束したらどうなのか?

ところが阿部知事が当村に来て実行した事は、「住むに住めないような地域になってしまうのではないか?」と悲嘆にくれる住民ではなく、「リニアで金儲けができる」と喜んでいる住民をかき集めて激励会をやって帰っていった!多くの住民は深く傷つき、悲しみの上塗りになってしまった!

阿部候補に質問!リニアが抱える重大な問題等について、長野県では地震学者・地質学者らが最も危惧する南アルプスを通過する際、何が最も重大な課題なのか?一つ、ひとつ最重要課題から順に、長野県としては何を重視しなければならないのかを、企業側にも追求し、学者らとも会議を重ねるべきだ!

その上でどうしても避けられない生活環境破壊・自然環境破壊等について、県として責任を負うべきは何なのか?当村に数日間宿泊する位の日程で集中審議をやるべきではないのか?諸問題に向き合って懸命に取り組む姿勢が見られるなら、住民は知事を信頼しようと努力はする!

それが全く考えられない状況の中で、セミナーの講師のような内容をヘラヘラ話されても恐らく県民の心には何も響かない!例えリニア路線に関係ない県民であっても、難問を抱える地域住民と一緒に取り組む姿は、他の県民にとっても心を打つものがある筈!残念ながら阿部守一候補には何も期待できない!