エコ山荘

南アルプス山麓で有機農園とエコ山荘を営むおかみの日記

「日馬富士暴行事件」昨年、国会で審議される?

 

日馬富士暴行事件」、昨年、国会で審議される?


 きのう、ネット検索中偶然に、平成29年12月8日内閣衆議院本会議において、衆議院議員逢坂誠二君提出「公益財団法人日本相撲協会への政府の評価に関する質問」に対する答弁書が提出され、内閣総理大臣 安倍晋三首相が読み上げている答弁情報というものの存在に気付いた!主に日馬富士暴行事件についての質疑のようであった。

 逢坂誠二議員の6項目の質問に対する安倍総理の答弁は割合簡単な答弁で、質問する方もされる方も実態(真実)とは遠くかけ離れて、肝心の実態にはかすりもしない処でやりとりしている状態に見えた。

 会を重ねる毎に突き詰めていくのかとは思うけれども、あれから1年余り経過し、その間、相撲協会・理事会は在った事を無かったことにするために、日馬富士暴行事件の加害者には高額な退職金を払ってさっさとモンゴルへ帰してしまい、被害者側の親方に対しては「どの一門にも属さない部屋は今後相撲協会では活動禁止」として、即刻、貴乃花部屋を取り潰し、親方にはそれなりの退職金を払って、現在、物言う事は難しい状況下に居る。

 さらに日馬富士暴行事件の被害の当事者である貴ノ岩関も、2月2日の断髪式を持って協会を出て行くという段取りになっており、目下、首の皮一枚で相撲協会と繋がっているような状況にある。

 相変わらず凄まじいばかりの隠蔽作戦であり、全てのスポーツ団体の中でもこれ程隠したがる団体は例がないのではないか?
 全ての理事らは自分たちの身の安全しか考えない!公益財団法人という肩書と実態は全くかけ離れているので、返上すべき!

しかし、今回逢坂誠二議員が質問してくれたお陰で、安倍総理からカギとなる大事な回答を引き出してくれた!感謝、感謝!

 ――政府としては、まずは、①協会が自ら、事実を解明し社会に対して当該事実を説明する責任を果たすこと、(そうだ!)
 ②協会の運営について検証すること等が必要であると考えており(その通り!)…

この①と②は相撲協会にとって極めて重要であり、これらが確実に実行できるのであれば、相撲協会は生まれ変われるのではないか?とさえ思える。そのためには理事だけではなく、ガバナンスの専門家・識者・弁護士等、さらには会議のたび毎回一定数の相撲ファンの傍聴席を設ける事等が必至と思われる。要するにガラス張りの運営が急務であると!

 国会において、時の総理大臣による極めて重要な指示なのだから、理事会は早急に取り組むべきであり、もし、取り組む姿勢が無いのであれば、公益財団法人は自ら辞退し、理事全員が総辞職すべきではないのか?

 然し既に1年間を経ていながら何ら反省がないばかりか、理事会の方針は安倍総理の指示とは全く逆向きに走り出し、根強い隠蔽性のため、居られて困る人間は全て追い出した!こういう相撲協会はもはや公益財団法人とは言えない!即刻返上し、まずは理事全員が責任とって辞めるべきだと思う。総理大臣の指示すら無視する理事会は、もはや存在価値が無い!